虫歯と付き合う

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保険治療の銀歯

歯の詰め物について思うこと。

最近だと自費負担でセラミックに出来る。
このセラミックの詰め物は銀歯に対し、詰めた際の歯との隙間が少なくでき、虫歯の再発リスクを下げられること、白いので審美性に優れている。
ゆえに、歯医者は自費負担が出来る大人にはセラミックの詰め物を勧めることが多くなっている。

セラミックが良いのは理解できるけどね…。
問題は高価ってことだな。
一ヶ所五万とかするので、纏まったお金が無いと手出しできない。
高いから保険内の銀歯を選択するわけだが、気持ちは「セラミックが良いのに、銀歯なんて最悪だ。この治療は無意味だ…。」みたいに感じてしまう。
お口が不健康で歯医者に通づめてる人ほどそう感じてるんじゃないかと思ったよ。
特に最近はネットでも自費治療が優位な記事が多いし。

私は最近までセラミックにしたくて仕方がなかった。私の口の中は銀歯だらけなので、銀歯による虫歯再発のリスクばかりが積み上げられてて、虫歯の驚異に大いに晒されている気持ちでいっぱいだった。でもお金が…。
インプラント4本も入れれるくせに金がない。というか、インプラント4本も入れるから金銭の余裕が無くなってしまった…。
つらいわー。セラミックも保険治療に組み込んでくれ~。
などと、悲しい気持ちだった。

が、諦めた。
唐突な話だが、前向きに考えられるようになったのには理由がある。
銀歯もメンテナンスすれば、長期間の運用に耐えられることに気がついたからだ。
というのも、私の歯には20年超えてまだ現役の銀歯が存在していた。まったく銀歯装着当時の状態を維持できている訳ではないが、ちゃんと噛めるし、食片が詰まったりしないし、詰め物がぐらついたりしない。
銀歯って結構保っていけるものなんだなーというのがね。
やはり、虫歯にならないなら、治療後は歯を長期間維持できるのだ。当たり前だが、忘れてしまっていた。

もう、銀歯を入れて、がっかりはするけど、やけくそにはならんな。
歯磨きしっかりやって、何十年も維持してやろう。記録を更新したい。